蹴文修記

2003年05月29日(木) レッジーナ×アタランタ


日付は変わってもう30日早朝だけど、
忘れる前にタイービのこと書いておこ(笑)

セリエA残留をかけたプレイオフ。レッジーナ×アタランタ戦。
巷では中村俊輔がレッジーナを救えるか、という話題で
盛り上がっていただろう?この試合。

たまたま昨日チャンピオンズリーグファイナルを観て、就寝ペース
が大幅に狂っていたこともあり、普段なら観ないだろうこのカード
を観ることになった。一応降格がかかると燃えるだろうしね。

そこで懐かしい顔を見つけた。アタランタGKのマッシモ・タイービ。
彼を初めて知ったのはマンチェスターユナイテッド時代。
残念ながらミランやベネチアにいた頃は知らなくて、当時プレミア
しか観ていなかった僕は、シュマイケルの後釜がなかなか決まらない
ユナイテッドで彼の存在を知った。

記憶はあやふやだけど、シュマイケルの後釜はボスニッチだっけ?
今や彼はサッカー人生を棒に振ってしまっているけど、その頃は
落ち着いたプレーでなんとか大役を果たしていた。
それでもタイービが何試合かゴールを守ることがあって、確か大量
失点したんだっけ? それ以来姿を見る事はなくなった。

ん?逆かな。。。タイービがいてボスニッチが来たんだっけ?
忘れた。。。誰か覚えている人がいたら教えてちょうだい。
まあ今となってはどっちでもいいことなんだけど。

タイービはどちらかというと泥臭くゴールを死守するタイプで、
おそらく優雅なユナイテッドのサッカーに合わなかったんだろう。
その後彼はレッジーナに移籍(させられる)。そこで2シーズンを
過ごした後、現在のアタランタへ移籍。

まさかプレイオフで顔を合わせるなんて思わなかっただろう(笑)

後半、退場で10人になったアタランタは守勢一方。
レッジーナがゴールを決めるのは時間の問題と思えた。
中村も後半途中から出場し、FKでゴールを狙う。
しかしタイービはことごとくレッジーナのシュートを弾き出す。
レッジーナの単調な攻めとあからさまにファウルを取りに行った
プレーを繰り返したせいもあり、スコアレスドローで試合終了。

33歳になったタイービは相変わらずピチ長パンで、鬼気迫る
表情でゴールを守り続けていた。
昨日のチャンピオンズリーグファイナルでもブッフォンが存在感
を見せつけ(世界一ピンクのユニが似合う男だ)、イタリアの
GKってなんて個性的で観ていて楽しいんだろうと思った。

その他にもトルドやマッツアンティーニとか印象に残るGKが
すごく多い。守備的なカルチョを好む国だからGKが育つのか?
ドイツにはカーンがいるけど他は知らないし、イングランドの
GKなんか代表に値する人材はいないしね。

お国柄なんだろうな、きっと。日本にDMFが多いのと同じで。
ヒデもシンジも中村も外に出るとDMFとして評価されているし、
稲本も戸田もね。次に通用しそうな中田浩もそうだし。。。
まさかヤナギがそこまで下がることはないだろうけど(苦笑)。


                              


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