蹴文修記

2003年04月05日(土) 川崎フロンターレ×ヴァンフォーレ甲府


ごめんなさい。僕が行けなかったばっかりに。。。

前夜からの雨は更に激しさを増し、台風並みの風が家を揺らしてた。
いやまじで揺れるんですよ、この長屋風アパートは。

予定していた東京ダービーの観戦は早々と断念。
しかし本日等々力で発売の1000枚限定4ゲームスパスは1試合平均
625円という破格のお値段なので、大雨の中スタジアムまで歩いて行く。
そこまで行ったらゲーム観ろよな。。。

勢い勇んで等々力の5番ゲートまで買いに行ったところ、パスの通番は
なんとNo18と19。売れてないよ(苦笑)。
って言うか、HPと会員以外は宣伝してないもんな。この大雨の中で
スタジアムに足を運ぶ人も少なかったろうし。

それでもスタジアムに足を運ぶ熱烈なサポーターを尻目に弁当屋に寄り、
昼飯を調達してテレビ観戦に切り替える。ちょっと後ろめたい。
土砂降りの雨と強風の中で観戦する根性はまだないよな〜、寒いし(苦笑)。

弁当食べつつ試合開始を迎える。
相手はヴァンフォーレ甲府。苦手とは言え、開幕から好調なフロンターレ
の敵ではない、と思ってた。前半はまさにその通りの展開。
風上に立ったフロンターレはボールをほとんど支配し、たまに反撃に出る
ヴァンフォーレは強い向かい風のためにミスを繰り返す。

前半17分、チームに徐々にフィットし始めたジュニーニョのシュートが
決まり先制。シーズン当初は独り善がりなプレーが目立ったジュニーニョ
だが次第に連携も高まりつつあり、J2では突出した突破力を生かせる
ようになってきた。これからも楽しみな選手だ。

しかしフロンターレ、完全にペースを握りながら追加点を奪えない。
風上を取った前半の内に点差を広げておきたかったが。。。
でもまあヴァンフォーレとの実力差を見れば、なんとかなるかと楽観。
でもここが去年から続く悪癖なんだよな。決めるべきところは決めて
おかないと、何が起こるかわからないのがサッカー。去年も同じ痛い目に
会っているではないか。。。

風下となった後半、フロンターレにミスが目立ち始める。
前半のヴァンフォーレほどではないものの、次第に支配権を失い疲れが
見え始めた。何度かチャンスを作られ、肝を冷やす展開が続く。
今年のフロンターレのサッカーは、はっきり言って体力勝負のところが強い。
中盤からプレスをかけ続け、常に数的優位を保つのが基本的戦法。
台風並みの強風と横殴りの雨が選手の体力を予想以上に奪っていたんだろう。

そして後半ロスタイム。個々の実力差でここまで無得点に抑えていたが、
最後の最後のCKで同点ゴールを奪われる。勝ち点2を失った。。。
まだまだJ2は序盤戦、勝ち点の計算するには早いけど、夏場に選手の
体力が落ちた頃、フロンターレのサッカーはかなりきつくなる。
なるべく取りこぼしのないように前半戦は乗り切りたいもんだね。

まあそれよりも何よりも、僕がスタジアムに行けばよかったのか?
1人くらいスタンドに増えても変わりはしないとわかっていても、
後悔は残ってしまう。。。チームにしても僕にしても、後味の悪い試合。


                                       


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