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■ The Book of Dead Days (Book of Dead Days S.)/Marcus Sedgwick
この本によると、クリスマスの翌日から大晦日までの6日間を「Dead Days」と言うのだそうだ。というわけで、この期間に合わせて読もうと思って、ずっと楽しみにしていたのだが、いざ読んでみたら、全然面白くなかった。
主人公の名前がなく、ずっと「Boy」のままなのだが、「Boy」本人も自分の両親は誰なのか?本当の名前は何なのか?という疑問を抱えながら、話が進んでいく。マスターである魔術師の正体や、邪悪な人間だと思った医師の正体などが明らかにされていくのに、最後まで読んでも「Boy」の名前はわからない。
魔物が徘徊する期間だというので、魔法とか不思議なこととかがたくさん書かれているんだろうと思ったら、単に魔術師が出てくるイリュージョンもので、なんだ、面白くないなあ・・・と思いつつも、一体こいつの名前は何ていうんだろう?という、ただひとつの好奇心に動かされて読み終えたのに、結局名前はわからないまま、「つづく」というわけだ。馬鹿にしてる!ああ、がっかりだ!「つづき」なんか絶対読まない!
2004年12月29日(水)
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