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 Harry Potter and the Goblet of Fire/J.K.Rowling

約800ページの大長編を、やっと読み終えた。途中で放りだしたりしながらも、結局はまたはまる。

今回は、クィディッチのワールド・カップあり、命をかけた魔法のトーナメントありと、盛り沢山なのだが、物語の始まりはいつもと違う。冒頭で、闇の魔法使いヴォルデモートの復活を匂わせている。

なぜ、年齢に達していないハリーがトーナメントに出るのか?まずそれが大きな疑問だろう。その答えもまたあれこれ絡み合った、ややこしい話の中に、隠されている。謎解きとは違って、つじつま合わせのような気もしないではないが、物語に引きこまれることは間違いない。それに、今回は泣いた。よりにもよって、そんな!という感じ。

しかし、ハリーはとても立派に育っているようで、最後には胸がジーンとする。今度はどうやってダーズリー一家のもとを逃げ出すのだろう?ダンブルドアは夏休みの最初から、ロンの家に行くことを許さなかったが、そこにも何か隠された理由があるのだろうか?早くも5巻が楽しみだ。


2001年10月08日(月)
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