ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2008年10月07日(火)
平成中村座
先週、浅草寺裏でお馴染みの平成中村座仮名手本忠臣蔵を
観にいった。あいかわらずの盛況ぶり。
今回はどんなものを見せてくれるのかと思ったら
セリフが口語体になるでもなく、客席にまぎれるでもなく
いたって、まともな歌舞伎だった。
でもそこは、中村座。立ち回りは、様式美ではなく
勘太郎・七之助のスピーディーで美しい見せ場となっていた。
そして、なにより素晴らしかったのは仁左衛門さん。
あの存在感は筆舌に尽くしがたい。息子である孝太郎の
女形にもぐっときたけれど、こんな父を持ち、さぞ壁は
高いのだろうな・・・なんて、いらぬ心配をしたり。
勘三郎さんはいいとか悪いというより、なにを演じても
勘三郎さんで、他に言いようがない(^_^;)。彼が演じる
白拍子花子を観た時に、どう見ても花子には見えず
振袖を着た「中村勘三郎さん」だったわけで・・・
いえいえ、大好きな役者さんなんですけどね。
でも、とってもおもしろかった!
やっぱり、歌舞伎だいすきだぁぁっ!!!
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