ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2007年12月09日(日)
笑顔で見送るよ
昨日の夕方のこと。 大切な友人から着信履歴とメッセージが残っていた。
でも、そのメッセージは、本人からではなく、違う番号へ コールバックをしてほしいという伝言。
急いでコールバックをしなくてはと思いつつ、焦って番号を 控えられない。何度もメッセージを再生する。
ようやく電話をかけて聞いた知らせは・・・ 先週電話で話し、会って、退院後の約束をしながら 笑顔で別れた友人の訃報。
『死』というものは、誰もが例外なく迎えるステージで 悲しむべきものではないと理解はしていても、急に目前から 存在がなくなる喪失感には、なかなか慣れるものではない。
ただ、それによって、はじめて認識できる事実が、たくさん あることに気付かされた。
今度会う時には、あれをいおう、このことを話そう、 それとも事前にメールか手紙を書いたほうがいいかな・・・ なんて、彼女について考えていたことがたくさんあった。 でも、来週退院だし会ってからでも遅くないと自分の 忙しさと日常に、流していた言葉の数々。
もう10年以上前、たぶん11年かな。 NY時代に雑誌の仕事を通して共通の知人に紹介された。 同い年、ミッドタウンの日本料理店で待ち合わせして 初めて会ったのに、お互いのことをとことん話していたっけ。
ますみさん、ありがとう。 私は、あなたが大好きだよ。 約束は有効、そっちに行ってから果たすから、 しばらく待っていてね。
合掌。
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