ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2006年09月05日(火)
私的回想/出家編 Ver.2
とても私的だけれど話を始めちゃった以上、続けていくしかない。とはいえ、私は一体どこまでさらけ出しちゃうのかな。笑。話を一気に打ち込んでから小刻みに掲載しようかとも考えたのだけれど、客観的に思うままを綴っていくことにする。よって今後どう展開していくのか私にもわからない。関係者の中には現役の方もいるので、そのあたりは避けつつぼかしていこう。
まずは、ACになった土台から軽く説明してみようかな。
私は小さな頃からしっかりした子だと言われ続けてきた。大人の目をうかがいながら育ったせいか、大人の心を読むことには長けていたし、機転は利いた。情報なしに、私が一人っ子であると見抜いた人はいない。親を含めた大人、そして友人たちにでさえ自分のことを相談したことはなく、常に事後報告で自分の道を決めてきた。
道を踏み外しても誰も驚かないような環境だったが、私には『不良と呼ばれ世間に反抗している若者達』のことを「気持ちの余裕があって羨ましい」と感じるだけだった。心の中に常にあったことは「私が強くなければならない」という思い。家庭を顧みない両親を持った私は、ただひとり砂の城を守り続けていた。
相反することに、常に自分で道を決めながら、私はいつもなにかを理由にして本当に選びたいものを選べずにいた。 Aを選びたくても、母が○○だから、父が△△だから、××が◇◇だから、私はBしか選べない。そんな言い訳の数々。
なぜ?それは、私を見ず、話を聞かず、自分勝手にしか愛してくれない両親からの愛を失うことが怖くて、すべての感情に蓋をして大人びた娘でいることを選んだから。
もしかして、ここまで読むとものすごく暗い子供時代を過ごしてきた・・・と思われるかもしれないけれど、実はそうでもない。
確かに血の繋がっている人たちの間にいる時は、ほとんど笑わなかったと記憶している。でも、幸いなことに友人には恵まれていた。11,2才の頃から学校や友人たちとの時間は、唯一「明るく積極的な自分」を演じられるストレス発散場所だった。打たれ強いのか、逆境を屁とも思わなかったのか、とにかくそれなりの青春時代はすごしているのだ。
・・・ to be continued ・・・
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