ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2006年07月18日(火)
きれいで眠い
七月大歌舞伎、昼の部を観に行く。 泉鏡花の作品を玉三郎の監修・演出、市川一門に海老蔵の 出演、なかなかおもしろそうな歌舞伎に胸躍らせて出かけた。
玉三郎に海老蔵、当然ながらの美しさと迫力。 でも、歌舞伎座でやるものじゃないよね、新橋演舞場かシアターコクーンで上演したほうがよかったんじゃないの?と、素直に感じてしまった。歌舞伎好きには肩すかしをくらわせてしまった感も否めない。
動きが少ない、橋田寿賀子さんのような長セリフ、美しい生ハープの音色で、うっとりと眠りに引き込まれてしまうのだ。私の前にいたオバサマ4名は船を漕ぎながらすっかり寝ていた。笑。
悪くない、でも、きれいで眠い。これも初体験。 歌舞伎なのに、歌舞伎が恋しくなる舞台だった。
|