ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2006年03月13日(月)
Another day, another penny
卒業式、終業式、春休み、そして新生活。 それぞれの春が始まっている。
唐突だけれど、このキーワードで思い出すのはNYのマリッツァという名のブラジル人女性。当時彼女は32,3才だったのだと思うが、私が通っていた英会話学校で清掃業務の仕事をしていた。私自身も生徒でありながら学校でバイトをしていたので、彼女とはよくたわいもない話をしていた。
時間や仕事には几帳面、小柄な肝っ玉母ちゃん系で、口に戸は立てない主義、根っから明るい。早口で涙もろいなんて、昔の日本人にはよくいるタイプ。くるぶしの上に赤いユニコーンのTatooが彫ってあったっけ。全員父親が違う4人の子供がいて、その頃には新しいBFと結婚する段取りになっていた。子供たちはみんな優しい健康優良児、笑顔の絶えない家族。
その彼女が新しい学生たちが入ってきて休憩所の使い方が乱雑だったりすると睨みをきかせながら「使い方」を教えこんでいた。私にウィンクしながら怒ったフリをして"Another day, another penny"♪といつも口ずさむ。 明日と今日は同じじゃなくて、明日には明日のペニー(お金:一円)があるのさと、自分に向かって言い聞かせていた。
「新入学」でふと思い出したエピソード。 きっと彼女は今日もNYのどこかであの言葉を 口ずさんでいるんだろうな。
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