ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2005年04月09日(土)
桜満開
咲き誇る桜。 この季節になると9年前の春の日を思い出す。 心が弱くなっていた日々、日本の桜が恋しくて 「帰りたい」とひとりベッドの中で泣いていた。 そんな私に帰っておいでと家族がいう。 中途半端な状況で帰ることは自分の負けを認めることだった。 薄桃色の桜が見たかった。 慣れ親しんだ風に包まれたかった。 優しい言葉を聞くたびに、負けそうになりながら ここで帰ってなるものかと歯を食いしばった。 あの時帰らなかったから、 桜の季節を嫌いにならずに済んだのかもしれない。 今は優しい気持ちで昔を思い出す。
さくら、さくら。 今日はもう花びらが舞い始めている。
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