ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2004年10月01日(金)
欠けた月に似合う店
久しぶりに会う友と、渋谷宇田川町の小料理屋に行く。 磨きこまれた板場に、花板(もっとも腕の立つ板場の長)と呼べる貫禄と技量のありそうな料理人、その下の職人、和服を着る女将。このみっつが揃う店の暖簾をくぐったのはどれくらいぶりだろうか。 時代のせいで変わらざるをえなかった部分もあるのだろうが、 さみしい親父が一人で行ける余地を残しながら、 会社の小宴会を受ける幅をも広げたように見える。 店の持つ親父度の高い雰囲気と、親父らを庇護する器量。 あんど、酒香と煙の混じった空気が妙に嬉しくて しみじみした夜だった。
|