ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2004年04月29日(木)
布教か踏絵か
ピンポーン♪の呼び出しベル音に「は〜い」と答える。 モニターには三十代半ばと思しき奥さんが映し出される。 「私(わたくし)、〇〇に住むウチダと申します。GWになって お天気もよろしくて、いい季節になってまいりましたね」 モニター越しに静かに語っている。後方に付き添いのご婦人 が立っている。 「本日は、〇〇〇〇教のご紹介に参っておりまして みなさまが理解しやすいように、小さな冊子をご用意 しております」このままたらたら話されるのもなんなので、 宅は真言宗を信心してますといってみた。 ウチダさんはトーンを変えずに 「宗教をお持ちでいらっしゃるのですね。このような時代ですから なにかを信じていくという姿は、とても大切なことですから。 それに・・・」と、めげずに話を続けそうだったので、 興味がないので結構ですとお断りした。 「そうですか、それではまたなにかの機会に、はい」 そういって、ウチダさんは毅然とした姿でモニターから消えた。 つきそいのおばちゃんに、この布教活動も神への愛の証と いわれて行っているのだろう。 この布教で感化される人は限りなく少ないと推測するけれど 布教活動というよりも、ウチダさんのような人の帰依度合を量る 踏絵なんじゃないかという気がする。
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