ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2004年02月18日(水)
一枚の写真
パリ。1954年。撮影者Mark Riboud。 橋の袂の広場で、5〜60人のシニアな男女が笑っている。 添えられている言葉どおり、まさに善人の笑顔。 いい写真だと思う。 じっと見ていて、ふと気がついた。 この写真の中に写っている人は、もう誰一人この世にいない という事実。今まで古い写真をずいぶん見てきたけれど なぜかそう感じたことは一度もなかった。 瞬間を切り取ることが出来る写真だからこそ。 あたたかい構成であればなおさら。 被写体の今を想像する必要はなかったわけで。
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