ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年12月09日(火)
距離感のない舞台
もう8年程前になるがスペイン人の友人から、彼女のお姉さんの 舞台があるので、見に来ないかとチケットをもらった。 フラメンコ。それまで一度も観たことはなかった。 場所はイーストビレッジのこじんまりした劇場。 120人程度で一杯になってしまうようなところだ。 全員で10人ほど、メインのダンサー5名は熟年の域。 ダンサーの呼吸、刻むリズム、したたる汗の音。 すべてをごく間近で見て、聴いて、感じたその一時間半。 踊り手の迫力と熱さに言葉を忘れた。 血が騒ぐという感覚を知った。フラメンコのリズムは、 日本人が本能として持つリズムに呼応しているのだ。 その夜から、私はフラメンコが大好きになった。
日本でも機会があれば、フラメンコの舞台を観にいっている。 でも、あの日のようにダンサーを感じることが出来る舞台には あたらない。そもそも日本では、そんな距離感のないステージで いい舞踊団の公演を望むべくもないのだが。
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