ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年09月08日(月)
本当に行きたい?
このごろ巷では生前葬をテーマにした コンセプトレストランが流行っているらしい。 これはジェネレーションの違いで済むことでなく 人間としての尊厳にまで及ぶ話だと思うのだが、 そんなところで食事をしたいという人々の気が知れない。 世間をあっといわせて成功したらそれでいいってのは、 なんともおそまつな話だ。 未来への想像力がとことん欠如している。
人の死を体験すること。 ゲームなどのバーチャルではあたりまえだし、映画もニュースも そんな話題ばかりなので情報としては事欠かない。 でも、それは体験や経験と呼べる代物じゃない。 感情を伴わない「人の死」が存在するわけがない。 人の命を軽んじ葬儀を遊びにしてしまうのは 受け継がれてきた日本の文化だけでなく、 続いていく未来にも泥を塗りたくっているに等しい。
おもしろければ、儲かれば、それでいい。 本当にそう思っている人たちが増殖していくことが なによりいちばん恐ろしい。
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