ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年04月26日(土)
性別を楯に取る
明日は議会議員選挙、投票日だ。 しばらくは、どこに行っても候補者選挙宣伝カー(っていうのかな?)とすれ違う日々が続いた。私の住んでいる地域でもかなりの人数が立候補しているが、1/3が女性だ。
前提として、女性の政界進出は非常に有用なことだと思っている。 ただ、うちの管内の女性立候補者の選挙公報や演説を聞くと、 二言目には「子育て支援」「子供たち」「学校」と、 「女性だからこそ、主婦だからこそ」の部分を強調してくる。 主婦/女性だからこその視点・感覚は大事なことで、 どんどんくみ上げて議会に反映すべきことだと感じている。 ただし、主婦感覚のままで政治に参画するのはいただけない。 政治と商売が分離すべきものであるように、政治と家事も別物だ。 そのあたりの感覚のずれが目につき鼻につき、 地元女性立候補者の90%に特有のいやらしさを感じてしまう。
明日の選挙、そういいながらも一縷の望みを抱きつつ、 女性候補者に一票を投じるつもりの私である。
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