2024年09月13日(金) |
きみの箱の外はさみしいけど自由 |
わたしの言葉 わたしの声 わたしのうた いまそれを とりもどしたい。
いつしか わたしは たくさんのみんなに伝わる言葉を探して わたしの言葉を使わなくなっていった。
わかりやすいように。
夫がそれを好む人だから。
わたしの言葉で夫に話しても わかりにくいと伝わらない。
この人は 自分の箱の中で理解できること以外は わからないと無関心になる。
箱の中に入る言葉でしかやりとりできないと 箱の外にあるわたしの部分が まるで居なくなったかのようになる。
無関心はとてつもなく 人を消耗させる。
言葉というものは なんでも切り取ってしまう。 その言葉で切り取られたもの以外の声を わたしはひろいたい。
言葉を超えたものを拾いたい。
わたしは、 そんな場所に立って わたしのほんとうの言葉で話したい。
夫とひどく喧嘩をしたのだ。 頑固でシンプルな夫の箱のことを わたしは話した。
夫ははじめて すこしだけ箱から出て わたしの話を聞いてくれた。
これができなくちゃ 箱の外でしゃべれなくちゃ 一緒にいる意味がない。
そう思っていたから すこしホッとした。
わたしは取り戻していく。 わたしの言葉 わたしの声 わたしのうた
わたしは わたしのいる場所の真ん中で 永遠につながる循環をおこして 自由に歌って踊るんだ!
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