このところ 同じような心乱されることが やたら続いていた。 心乱され祭りの季節なのか。
心乱されては その相手に対して 批判的な気持ちになったり どう対処したらよかったのだろうか 考えて疲れたり。
そしてまた 大きい祭りがドンとやってきた。
今回のは、 自分の感情が強烈で、 びっくりした。
もしかすると こんなに偶然にも 似たようなことが 続くということは
この心乱され出来事を通して わたしが何かに気づく必要があるのかもしれない。 気づけよ気づけよ と言ってるのに気づかないから、 大きな出来事をボン!と 起こされたのかもしれない。
これは、 相手の問題なのではなく わたしの中の何かが 起こしているのかもしれない。
夕飯を食べていた時、 唐突に 忘れていたことを 思い出した。
今回感じた強烈な感情は、 子どもの頃、 とっても欲しかった靴を 我慢した時と 同じ質のものだ!!
家族で買い物に行って ずっと欲しかった靴が 目の前にあったのに 母親に気をつかって 要らない、、、と我慢して。
それなのに 小さい妹はなにも考えずに 無邪気に欲しいモノを欲しいと言って すんなり買ってもらっている。 その時の複雑な感情!
わたしが我慢に至るまでは いろいろな家族内での関係性や それにまつわる出来事が 影響しているのだが。
簡単に言えば、
律儀にいろいろ考えて 正しいと思って 行動しても 馬鹿を見る。
一生懸命よかれと思って 考えて行動した結果 悲しい気持ちや惨めな気持ちや 孤独な状況になってしまう。
空気の読めなさや 言葉を額面通りに受け取りがちなところなど わたしの生まれ持った 発達障害的な性質も影響している。
一気にいろいろなことが ぱあーっとみえてきて あの頃の感情があふれてきて
夕飯の南瓜を食べながら ポロポロと涙が出てきた。 横で汁をすすっていた オットも大慌て。
あれから 随分生きやすくなってきた。
外側の常識と 自分の常識は違う。 わたしは世間ではマイノリティーだ。
我慢はしない方がいい 自分がまず楽になることが 周りを幸せにする。 頭で考えるよりまずは行動 … わたしなりに この世で 自分が楽に ちょっと変人として生きる道を 開拓してきた。
それは結構 しあわせな出会いに溢れ 楽しい道だ。
それでも 今回みたいに まだ出てくるものがある。
洗い流せずに ひっかかっていたカス。
結構大きなカスが わたしの中に残っていて 外に出たがっていたのだ。
やっとたどり着けた。
この頃 繰り返し起こっていたことが 伝えたかったのは このことだったんだ。
すっきりと 明るいひかりが 胸の中に差してきた。
夕飯の大豆たちも 光にあたって ひとつぶひとつぶ 万歳しているようにみえた。
万歳している大豆たちを そのまま 口に放り込んだ。
横ではオットが ご飯の鍋をこそげて 幸せそうに 食べている。
わたしは相変わらず ややこしいイキモノだけど こんなイキモノも この世にいてもいいよね。
お腹の中で 大豆たちが キャハハ エヘヘ ウフフと笑っている。
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