へそおもい

2020年02月02日(日) 衰退しゆく町を抱える

久しぶりに
フォーカシングのセッションを受けた。

関西に住んでいた頃は
毎月のように受けていたのだが
移住してからは、
わたしが関西にきていて
先生とタイミングの合う時のみになっている。

わたしには
その先生のセッションが
とても合うようで、
毎回
冒険の末
自分の中から
思いもかけない答えや手がかりを
得られるのだ。

今回も
貴重な1時間だった。

最後にわたしがみたのは
廃墟になってゆくミニチュアの町を
両手で抱えている
自分の姿。

その町は
もうどうにもできない。
人間が工事したり
お金をかけて建て直したり
そんな小手先で
コントロールするものではない。

良し悪しでジャッジできないこと。
町がうまれて繁栄してまた衰退してゆく
それは自然のサイクルのプロセスに過ぎない。

衰退するプロセスは
ちょっと苦しいものだが
それも経過する必要があるのだ。

その町を
二本の腕と膝で抱えているわたしに
必要なのは
空とのつながり。

頭のてっぺんから空へ
さらに空の向こうの
もっと広い世界まで
一本の柱が
つながっている。

その柱を大切にしながら
そこにわたしが存在していることが
大切なのだ。

空の向こうの世界は
安心と信頼に満ちている。
そのうたを聴きながら
ただここに存在すること。

いろいろあるけれど
まずは、それが
今のわたしにできることのようだ。

昨年から
ずっとモヤモヤしていたものが
少し落ち着いた。

空の向こうを
信頼しよう。


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はたさとみ [MAIL]

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