へそおもい

2018年03月19日(月) ふたりのよさ

きょうも
5時半に目が覚めて
鳥の声散歩。

日の出前の
うすぐらい
山道は

カオと
ふたりだと

安心して
鳥の声にみみをすましながら
あ、アカヒゲだ
アオバトだ
シジュウカラだ
なんだと
のんきに歩くことが
できるけれど

これがひとりだったら
どんな感じかな…

と想像してみたら

とても
こわかった。

うすぐらい山道。

藪の中から
かみついたりひっかいたりする
こわいケモノが
でてくるかもしれない

道路のむこうに
この世のものではないものが
ゆらゆらたっているかもしれない

いろんなことが
想像されて

鳥の声どころでは
なさそうだ。

ひとりだと
うすぐらいうちから
この山道をのぼる気には
ならないだろう。

この
鳥の声散歩

ふたりだから
経験できることを
いま
経験しているんだな
と気がついた。

わたしは
ひとりで
なんでもできるように
生きていけるように
ならなければいけない


結構最近まで
強く思って
生きてきたけれど

もう少し
肩の力をぬいて

こうして
ふたりのよさを
感謝しながら
生きるのも
いいものだとおもった。

ふたりでも
ひとりでも
おおぜいでも

自分が
自分の人生で
うけとったものは
唯一のものなのだから

大切にあじわって
ありがとうを
天にかえせたらいい。

もっと
執着をすてて
かろやかに
なりたい。

きょうの朝陽は
ドラマチック。

いろんな形の雲と
朝焼け

雲の間から
オレンジピンクの宝石みたいに
顔をだすおひさま。

涙が出た。


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はたさとみ [MAIL]

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