窓を開けて外からの風を入れる。久々に家に風が通る。夕方には水もでた。身体を動かしてみるとほんとうはここに生まれてくることがこわかったことを思いだした。息が苦しくて遠い水面に浮かぶ波の尻尾をつかまえようともがくけどもがけばもがくほど根っこが生えて絡まってもうあきらめようとしているわたし。あきらめたところから生まれてくるものをみてみたい。