満員電車で通勤して
空の見えない部屋で
いちにち
働いたら

すっかり
都会のモードに
ひきもどされる。


長野では
太陽の下
緑の中で
裸足で
ゆるゆると
生活していたので。


大阪にもどってきて
自分が
都会のリズムに
ひきもどされていく
様がよくわかる。


山から下りて
切符を買うために
千円札をだしたとき

ただの紙切れ
なんの役にもたたない
紙切れだとおもった。

この紙切れのために
みんな苦しんだり
喜んだり
ふしぎなもんだと
おもった。

この
四角くって
人の顔とか精密な絵が
かかれている紙よりも

山におちている
おもしろいカタチの葉っぱのほうが
きれいで価値があるように感じる。

わたしの
本当の感覚では
そう
感じているのだとおもう。


もどってきた
都会の生活では
何かがマヒしてくる。

例えば

子どもの頃

人間ドッグということばを
きいたときに

犬か人間か
どっちだろう？

人間犬？？

なんでドッグなの？？

って疑問におもって
おもしろがっていたのに

いつしか
そんなもんだと
おもしろがる気持ちが
なくなっていったみたいに。


そうやって
マヒしていく。

そんなもんなんだっておもう。


きのうから
きょうの自分は
そんな感じに
みえた。


やるべきことが
たくさんあって
物理的に
いそがしい。

いらないものを
すてたいとおもう。


いのちの時間は
かぎられているから

ちゃんと
つかってあげないと
いのちに
もうしわけない。

勇気をだして

自分の中の
野性の感覚に
正直に
うごいて
ゆこう。


夏のおわりの
満月に
吠えながら

そう決心したのだ。



【ライブ情報】

＊ソラネコ＊

■9月9日(日)　油野美術館
「冬越えコンサート＃０７」
＠油野美術館（http://yunobi.com/concept.html）
14:30開場／15:00開演
料金：1500円（1drink付）
出演者：ジャンボリー／増家真美／瓦町プレイボーイズ／冬支度／ソラネコ



■9月29日　高槻　光愛病院の夏祭り


＊はたさとみソロ＊


■10月14日（日）　愛媛　JR下灘駅構内
＊時間：13時から18時
海がみえるとーってもすてきなロケーションの場所です！
ウクレレと紙芝居のコラボイベントになるみたい！