へそおもい

2005年01月07日(金) バターホウレン

いろいろなことが
ちらかっていて
ひどいありさまである。
こういう時は
チョップをしたくなる。

チョップ!!

きょうは
バターホウレンを作って食べた。
小さいころよく
母にねだって作ってもらった
バターホウレン。

たっぷりのバターで
ほうれんそうとしいたけを
炒めるだけなのだが、
わたしの大好物なのである。

ほうれんそうは
はっぱがしっかりしていて
茎の赤紫の部分が
うなるほど甘くないといけない。

中華鍋でジュウジュウはねているのを
いそいでお皿にもって
冷めないうちに
口にはこばなければならない。

きょうは
とてもよいバターホウレンであった。

バターホウレンのことだけを考えて
集中してバターホウレンをたべたので
みどりいろの時間であった。

いつもなら
ひとりごはんの時は
テレビをつけているのだが、
きょうはテレビがつかないのである。

12年前のテレビデオで
ビデオが中でひっかかって
でてこないのだ。
そういう時は
電源をいれても
10秒ほどできれてしまう。

いままでの経験からすると
3日ほどやすませて
テレビをバンバンたたいて
スイッチをいれたら
でてくるはずなので
あと2日は我慢である。

中にはいっているビデオは
つつじんのビデオである。

つつじんというのは
わたしの故郷の
つつじが丘の幼馴染みユニットで
シュールで素敵な影絵をするのだ。

影絵は
ソラネコのジャケットもかいている
三盃いく子がデザインしてつくり、
音はまつのめぐみがやっている。

そのビデオを昨夜
ひさしぶりに鑑賞した。

センスよいねえ、とか
ふふふふふ、とか
ロシアアニメっぽくない?とか
いろいろいいながら
みていたのである。

いまそのビデオが
テレビデオの中で
ジーっと唸っているのである。

以前
ビデオがひっかかったときは
たいへんであった。

相棒の職場で話題になり
相棒のところにまわってきた
ホモビデオだったのだ。
相棒にすすめられ、
どんなものか?と
ちょっとだけ鑑賞しただけなのに、
そのビデオがひっかかったまんま
テレビはとまってしまったのである。

うわー。

人からかりたものであるし、
ホモビデオである。
今は死ねないとおもった。

それから数日間は
ホモビデオとともに眠り
同じ部屋で食事し
同じ部屋で仕事をした。

数日後
相棒がテレビをたたいたら
ういーんとでてきたのだった。

今回はつつじんだから
オシャレなよい感じだ。
よかった。

それにしても
もうそろそろ
このテレビデオも寿命か。

このテレビデオは、
わたしが一人暮らしをはじめて、
初めての誕生日に、
自分にかったプレゼントなのである。

ひとりぐらしの家には
テレビがなかったものだから
とてもうれしかった。

関西に越してから
白いペンキで色もぬり
ピスタチオの皮やタイルをはり、
手を加えたため
さらに愛着もあるのである。

捨てられない。

そうやって
なにも捨てられないから
こんなにがらくたはたまり、
部屋がちらかっていくのである。

あああ。

それでは
大掃除のつづきをします。


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はたさとみ [MAIL]

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