へそおもい

2004年12月23日(木) 柿太郎登場

14時間も眠ってしまった。
ここ最近やたら忙しかったのだ。

ひさびさに台所にたつと
料理脳が退化していた。
インスピレーションがこないので、
苦戦しながらトマトスパを作る。

リハビリしなければ。

夜、二日酔いの従弟と電話。

彼とはとても離れて暮らしているのだけれど、
昔から妙に気があい
ポイントポイントで
一緒に何かをしている。

一時期
家庭の事情で
何年も会えない時期があったのだが、
ひさしぶりにこっそり再会したら
お互い音楽をやっていて
お互いお酒好きで、
びっくりした。

前世とか、みえないものとか
シャーマンとか気とか…、
スピリチュアルな話でもりあがる。

子どもをおろした女友だちの話が
印象的だった。

妊娠していると知らない時に、
彼女はリアルな夢をみたそうである。

子どもがやってきて
“ぼくはうまれられないけど
 ありがとう”
といって
親しみをこめて挨拶をする夢。

彼女は起きてから
気になって調べてみたら、
妊娠していたというのである。

結局子どもが夢でいった通り、
おろすことになったのだが。

そういうのって
最初からきまっているのかもしれない
とおもった。

よしもとばななさんの本にもあった。
よしもとばななさんの
お友達のこどもがいったコトバ。

“うまれる前は
 天使の学校みたいなところにいっていて、
 本当は前の男の子がママのお腹に入る予定だったんだけど、
 その子がよそみをしている隙に
 ズルしてママのおなかにはいっちゃった”

なるほど。
そういう世界もあるのかもしれない。

みえない世界のことを考えることが
最近のブームだ。

なにかとても神聖な場所が
どこかにあるような気がする。
その場所をみようとする作業は
一生していきたいな…とおもう。

そんなこんな話をしていたら、
2時間がたっていた。

話ながら
テーブルの上の柿をもちあげたら
芋虫がでてきたので、
それを箱にいれて
飼うことにした。

名前は柿太郎。
どんな蛾になるのだろうか。


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はたさとみ [MAIL]

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