2004年09月16日(木) |
変な匂いの液につかる夜 |
どろどろした変な匂いの液体に つかっているみたいだ。
変な匂いというのは 人によってちがうのだろうけれど、 とにかく いいにおいでも悪いにおいでもなく 変な匂いなのだ。
よく笑う女の人と一緒に 珈琲をのんだ時だけ その液体は少し溶けた。
はやく 液体を漉して漉して とうめいな液体につかりたい。
毎日の生活は不透明。
音楽をつくりたいのだけれど 液体が重すぎて なかなかそこまでたどりつけないよ。
何から手をつけてよいのかわからないので 何も考えないことにした。
誰かに話をしたいのだけれど 言葉にすると 楽になると同時に なにかを失ってしまうような気がして、 結局はひとりんぼう。
変な匂いを 思う存分楽しむことにしよう。
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