いやなことがあったら、悪魔的気分に浸るに限る。そんなわけで、ウェストレイクの犯罪学講座の短編を一つ二つ。でも、「慈悲の殺人」にはじーんときてしまった。ブラックユーモアのお話なのに、なんだかしみじみする。