むっちゃんの乱読日記

2000年11月07日(火) スパイスが大事

貫井徳郎さんの「迷宮遡行」を読み始めたけど、
元の「烙印」と全然違うような気がする。
試しに自分の感想を見てみたら、
「烙印〜!って感じだった」としか書いてなかった。
我ながら、自分の脳味噌のレベルの低さに唖然とする。
ま、馬鹿は今に始まったことじゃないからいいや。

あとでいいやと思って、
読みかけの「まんがら茂平太」に戻った。
いかにも、暖かくてほのぼのとした小説も、
たまにはいいなあ。
本来は、全面的に、
「どうだ!ほのぼの暖かいだろ!」っていうのは嫌いなので
なんでこれは平気なんだろうと思ったけど、
人間観察の鋭さがスパイスになって飽きないのかもしれない。


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