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■ 墓参りの途中で出会った小さな抵抗
お墓参り。 お花を途中のお店で買ったの。 この店と言うのが可哀想(とめぐには写った)なのよ。 まずね店鋪と言うより住居として建てられた風だから 野菜や果物を置く場所と言ったら狭い玄関先と、家の周り。 そこに淋しそ〜におじさんがちょこんと座ってるんだなぁ。 埋もれていると言った方が正しいかも。。。哀愁ぷんぷんよ。
何故可哀想なのかと言うとね、 雨が降ったら大変!って環境で商売しているのと すぐ裏に大きなスーパーできちゃって ぐるりと駐車場に囲まれているの。 プライバシーもあったもんじゃないわね。 きっと、カーテンなんて開く時間ないんじゃないかしら?
しかもそのおじさんち、駐車場への出入り口に位置しているのよ。 通りかかりながら -もともとスーパーへ寄るつもりだった-
「なんだか小さな抵抗って感じだよねぇ」 「こんな所で商売しなくたってねぇ。。。」 「店って感じじゃないのがなんだかふに落ちないけど」 「きっとこのおじさんの方が先にここに居たんかね?」
とめぐが言うと母は
「ここで買って行こう!」
と言い出した。車をスーパーの駐車場へ入れると 花だけの予定が母が戻って来る頃には大きな段ボールと化しており
「雨降ったら片付けるの大変だから持ってって!って言われちゃって」
とよっこらしょ!と言う勢いで果物を購入していた。 母は特に情に弱い。旅先でもそうなの。 靴とか服とかぼろぼろの子を見ると 「買ってどうする?!」みたいなのを買っちゃうのよねぇ。
おじさん、頑張って!!
あと7日。
2002年03月21日(木)
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