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■ フランス語溢れる朝
「アロー?」
フランス語で始まった朝。 昨日夜更かししちゃっためぐには辛い起床だった。
「もしもし?」
と日本語で言いながら 「誰?」と寝ぼけた脳味噌で必死に声を思い出そうとする。 思い出すまでには時間はさほど掛からなかったが 朝の時間と言うのはすごくゆっくりに感じる。
「あぁ!」
突然発したせいでその後の会話はガラガラ声での対応に。 聞きづらかったですよね、ごめんなさい。 決して風邪ではないのでご安心を。
久々に聞く声の主はフランス滞在時にお世話になった レストランのオーナーだった。 朝から 晩、いや 夜中までよく働いたものだ。 家に戻る頃には髪の毛から油のにおい。 新しく始めた店だったからマニュアルなんてなくって メニューとかもデザインしたっけ。 くたくただったなぁ。辛かったなぁ。 うぅん、それも今となっては良い想い出。
ん?それにしても今頃どうしたと言うのだろう? 音信不通になってからの生活を彼女は永遠と語った。 国際電話なのにいいのだろうか?と聞き手はハラハラ。 彼女、お金持ちだからいっか!と言うことにしてフランス語に集中する。 朝だからと言う理由だけでなく、フラ語が完全に出て来なくなった。 言いたいことが言えないもどかしさ。 と言ってもめぐが話すスキなんてない勢いだったが。。。あはは。 彼女は自分でも
「私お喋りよね」
と言っていた。 今は巴里に住んでいるらしい。
「遊びにおいで」
と言う一言に心が揺れた。躍った。 ココ、東京にじっとしているのがイヤになった朝だった。
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2002年02月13日(水)
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