晴れたり 曇ったり
めぐみ



 下北沢散策。

「13時下北沢で会いましょう♪」(in English)

そうメールが入ったのは数日前、
フランスより一時帰国中のやわらちゃん(仮名)からだった。
会えるのは夏以来だ。わくわくする。

下北沢へ足を踏み入れたのは初のめぐ。
降りてみて焦る。
出口が一杯あるではないか!
聞いてない!
英語でやり取りするのがおっくうだったのかもしれない。
しまった!と思った時はすでに遅し。
だって、彼女は携帯持っていないんですもん。
この髪型(坊主のびぎみもさもさ)になったことも言ってないし・・・
こっちから見つけにかからないとダメだと思った。

予定より早く駅に居た私はキョロキョロ、怪しい。
そんなに広くないのが救いだ。
約束の時間が過ぎる。

「あぁ」
「居た!」

近寄りまず尋ねる。

「いつから其処にいた?」
「5分位前かな?」
「私もずっと前から居たのにぃ」

昨日も会っていた様な私達の会話。
彼女との間には時間が流れていなかったみたいに思える。
それでも実際は流れていたのね。
それから一秒たりとも口が動かない時はなかった。
ひたすら話す2人。
街をぷらぷらしながらも、
お店に入っても、
カフェでもしゃべり続けた。
夏からの時間を埋めるように。

彼女にはフランス滞在時大変お世話になった。
だから何か贈りたかった。
そのむねを伝えると

「いいよぉ」

と遠慮する。
そう答えるのは分かっていた。

「じゃぁ、遅ればせながら誕生日プレゼント」
「じゃぁ、帰国記念」

私は、フランスにも持ってゆけるものを探す。
横でまだ遠慮していた。

軽くて、壊れず、使えるもの。
うぅ、なかなか見つからない。

「何がいい?」

「そうだねぇ」

−−− ぷらぷら −−−

「じゃぁ」と切り出したのはやわらちゃん。

「なに?」









「パンツぅ」
「パンツ買って!」

皆が視線を注ぐような大きな声。
いや〜ん。

「パンツ?」



探す2人・・・

「これどう?」

「好きなの選んで」

「これは?」

「いいんじゃない?」

「これにしよう!」
「めぐが選んでくれたってママに言うね」
「めぐパンツ♪」
「めぐパンツ♪」

「え?」

パンツを両手に彼女は嬉しそう。

「ちょっとそう言われるの恥ずかしいんですけどぉ・・・」(赤面)
「まぁ、これでやわらちゃんの彼は喜ぶね?」











「興味ないのよねぇ。。。」


「あらま」
勝負パンツ意味ナシ?

めぐパンツ、願わくば、らぶらぶカップルです!
末永くお幸せにぃ☆
気をつけて帰ってねぇ☆

+++

下北沢って可愛い街ね☆
カフェは感じが良かったよ。
甘〜い香りがして・・・
窓からの光は優しかった。
何と言ってもブルーの壁に
浮かぶように写真が飾られていたのはGood!です。
今度はカメラ片手に歩こうかと思う。


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■マルタ旅行記■
進行状況:ひたすらお休みです

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フランクフルトを離れて編
首都ヴァレッタ観光編


2002年02月06日(水)
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