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■ ●首都ヴァレッタ観光(3月2日完結)
大晦日の今日は、首都ヴァレッタへ歩いて出かける。
その前に腹ごしらえ。 朝食: クロワッサン、アップルパイ、(その他パン各種。耳みたいなパンがあった。中身はピッツアぽかったと言う。「明日にでも」と満腹なめぐは思っていたがとうとう帰る日まで一度も出ることはなかった。「美味しいよ」と勧めてくれた弟の満面の笑顔が今でも浮かぶ。あ〜食べるべきだった。。。)生野菜(トマト、きゅうり)焼トマト、ソーセージ、ベーコン、ジュース3種、ヨーグルト、果物、シリアルもあり・・・
天気は晴。 ホテルのすぐそばに形はさまざま、 色は黄色に統一されているマルタバスを見ることができる。 慌てて車窓からカメラに納めなくても大丈夫! ココで嫌と言うほど見られるからね。
可愛らしい。でも、このバス、ドアがないのだ。 がたがた道放り出される人いないのだろうか? 朝からバスターミナルからいろんな所へでかける人で賑やか賑やか・・・
そんな光景を右手にずっと見ながら、 シティーデートをくぐって散策スタート♪
おっと、その前に手前の要塞を見学。 これ、 オスマントルコの包囲(グレートジージ)後に 1日8000人が5年もかけて作ったらしいよ。 あまりに大きいから写真撮ってもただの岩になりかねない。 「どこだこれ?」 「なんじゃこりゃ」 だね、きっと。
エジプトのピラミッド前で写真撮る時も注意しよう! ちゃんと入り口の所に「ほにゃらか」と文字が書いてあるから そこで記念撮影しようね☆ じゃないと、本当に「なんで岩の前で撮ったの?」ってなっちゃうから。 まぁ、とにかくこの要塞もデカいってことよ。
ヴァレッタは大統領府や議会、首相官邸、主要な国の機関をもつ、 れっきとした政治、経済の要。 この街が興味深いのは、一国の歴史ある首都というだけでなく、 中世の大規模な城塞都市として築かれた姿をそっくり今にのこしているとこ。 もちろん、世界文化遺産なり! まぁ、疑問なのは富士山はゴミが原因で指定を受けられなかったのに、 ここはゴミがあっても世界遺産ってことかな。 人が住む町だからゴミが出るのは当たり前だけど・・・
+++ さ〜気合いを入れて歩きだそう!(3/2) +++
ゲートをくぐった所がリパブリック広場。 各種イベントが行われる会場になることが多い。 --私達が歩いた頃は、車が台の上に飾られてたわ。 --別にアッと驚く凄い車って訳でもなかったけれど。
正面に真直ぐ続く道 リパブリック通り(ヴァレッタのメインストリート)を通って、 →勝利の聖母教会へ。 ヴァレッタ建設の時、最初につくられた建物。 となりには建築家、ジロラモカッサールの家あり。
→カステーリャの宿舎(今は首相官邸)。 玄関に2門の大砲。 衛士が立つ。(写真に一緒に写ってくれる優しい人でした。) 聖ヨハネ騎士団は出身言語の別に8つのグループから出来ており、 ここは、それぞれの本部として使われた建物。 騎士団の紋章 +マルタ十字+ は この8つの構成グループを象徴するデザイン。 --もちろんその十字架のアクセサリー記念に買ったわ。
→アッパーバラッカガーデン。 イタリアが管理していた庭園。 素晴らしい景色! この町の威容を知る為にまず出掛けてみるのもいいと思うわ。 ここに立つと、地中海に開ける湾口から右手奥湾まで、 地中海随一ともいわれる天然の良港 グレートハーバーの深い入り江の全貌が見られるの。 --写真を撮るなら時間帯を考えた方がいいわね。 --めぐが行った時は逆光でした。うぅ。
そこで太陽を一杯浴びたら →イタリアの宿舎。 向かいに外務省すぐ近くにカステーリヤのチャペル。
→考古学博物館 National Museum of Archaeology TEL:221623では、 マルタの先史時代の出土品、眠れる女神、子孫繁栄を願う像多数! 1574年、カーサルによる建築。元、フランス騎士団宿舎。
→聖ヨハネ教会堂。 この町で最も重要な建物。 1578年ジェロラモカサールにより建てられた。 騎士団の守護聖人ヨハネに捧げられたの。 騎士団の中心的教会。 マティアプレティによる天井画はあぶら絵。彼の自画像もあり。
左右両サイドに配置された8つの礼拝所は、 騎士団を構成するグループごと:入って左手手前より >ドイツ >イタリア >フランス >プロバンス 騎士団長ラバレシトの墓 >イギリス >アラゴン >オーベニュ >ポルトガル・カステーリャ 右手奥から入り口に戻って来る。
大聖堂に隣接しているミュージアムをお見逃しなく!! 1607年にこの国に逃れて来たルネッサンス画家:カラヴァッジオ作 中央に「聖ヨハネの斬首」 普段サインをしない彼。しかしこの絵の中ではサインが! しかも、切断された首から流れる血の中に。。。 右に「聖ヒエロニスム」 写実的で明暗を強調した絵です。 <彼について> 聖ヨハネ騎士団の十字章を手に入れたいと言う思いから イタリアを離れ、この地を目指した、しかし、一年前にローマで 犯した殺人事件からの逃亡の果てにたどりついたとも言われる。 「もうひとりのミケランジェロ(イタリアルネッサンスの巨星)」と呼ばれる。
→騎士団長の館 この建物はマルタの現大統領府と国会議場として使われている。 --めぐが行った時は正面玄関は工事中。 --写真を撮るにも作業中のトラックが邪魔でした。 --中世の香りが漂いながらも現代を感じざるを得ない光景。。。
2階の騎士団時代の幾つかの重要な部屋が公開中♪ ●タペストリーの間 ●グレートジージの壁画のある広間 ●武器庫
少し遅めの昼食 "The Carriage" 22/5 Valletta Blds., South street,Valletta - MALTA TEL:247828 蛸のサラダ -不思議なほど柔らかかった- 魚介のスパゲッティー -ふにゃふにゃ位に茹でるのがマルタ流- フルーツポンチ カプティーノ or 紅茶
眺めがよくて最高のランチが楽しめました☆ ビジネスマンはここをよく交渉の場として使用するとか。 美味しい物食べて、気分も良ければ、サインもさらりとしちゃいそう。 交渉がうまく行くんでしょうね。デートもうまくいくわね、きっと。
お腹が一杯になったら少しお散歩。 坂を下って下って・・・ →マルタエクスペリエンス 45分のマルタの歴史映画決定版!を観ます。 言語は選べる様になっています。 マルタの複雑に入り交じった歴史が分かります。 めぐは頭の中がぐちゃぐちゃになっちゃったけどね。
夕食"Bacchus" 今年最後の晩餐。だけど、そんなに盛り上がりも見せず終わり。 レストランはもっと遅い時間からなのかな? 私達がたどり着いた頃は飾り付けの真っ最中。 大きな風船を幾つも天井からぶら下げるのだけど。。。
バン♪
バン♪
割れて恐かったぁ。 おちおち食べてらんないよぉ、全くぅ。
今日最後、今年最後の観光はイムディナの夜景!! でも、寒いから希望者のみでした。 もちろん、私は行ったよ。 昼間とは全然違う顔。埃っぽい色の街だったのに。 小さな明かりがちらちら。 とても何万ドルの夜景とは呼べないけれど 月が輝く小さな街は私の目にはとっても綺麗に写りました。 「今いるのは何時代なのだろう?」 そんなことを思った2001年最後の日。
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2001年12月31日(月)
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