 |
 |
■■■
■■
■ 大腕を振って坊主頭で歩く
母の一日は 私に向かって「おはよう」ではなく、
「ぼうずぅぅぅ」
と嬉しそうになでなですることから始まる。 朝の8時から夜の8時までバリバリに働き 戻って来ると
「ただいま」
と言いながらまた頭を触るのである。(計2回)
夕飯を食べて、食器洗いの真っ最中の私は手があわあわ。 その抵抗できない状態の私を見つけ、 しめしめと言わんばかりにまた
「ぼうずぅぅぅ」と頭をぐるぐる。(計3回) 「柔らかくて気持ちいいねぇ」
うぅぅぅぅぅ、 完全に母のお気に入りになっているよ。(苦笑)
影響は母の髪型にまで及んだらしく もちろん私程短くしない予定らしいが、切ると言い出した。 母の目線が私の目ではなく、 それより上であるのはしばらく続く模様。
+++
明日は、東京に戻るのだが、 祖母は「家にいる間に少しのびて良かったよぉ」と。 とは言え、帽子なしでの外出は許されていない。 が!しかし! 今日急なバイトが入って(はい!この頭でも仕事はできます) 独りで出かけることとなった。 監視の目はもう届かない。 もちろん、寒いからかぶって出たが、 車の中ではサルカットを公にさらしていた。
バイトと言うのは、おばに頼まれたのだが、 店につくとまずデパートに品物を取りに行って欲しいと言われた。 急いで車を走らせ、少しの間だけだからと駐車場係りの人を説得し、 都合の一番いい所に止めさせてもらった。 そのおじさん、私よりさらに短い坊主だった。
「おぉ!仲間だ」
と言わんばかりの笑顔をどうも♪ がはは!
デパートの中、この頭で歩く。 皆振り返って見て居た。
「ん?女?」
と言った顔をするのでおかしくてたまらなかった。 知り合いの人にも会ったのだが一瞬誰だか分からない感じ。 言葉が出なかった。 そして我に返ったその人は
「似合うね」と言う言葉を嬉しく受ける。 そして、 「寒くない?」と聞いた。 「寒いですよぉ」
明日も冷えるそうです。 皆さん御注意を!
■ラスベガス旅行記■ まだ読んでない方で旅行初日から順番に読みたい方は ここからどうぞ!
2001年12月14日(金)
|
|
 |