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■ シリア・ヨルダン珍游記
今日は山の様な書類を詰め込んで出張です 背中には私物を入れたリュック がらがらとトランクを引きずり太陽の光が一杯の外へ繰り出すと 紙きれなんて放り出し、衣類を詰め込んで旅に出たくなります そんな夢を青空に広げていると いつの間にやら意識は<シリア・ヨルダン>へ・・・
-+-+-+- あの旅が皆で行く最後の旅となった (今はもっぱら母との2人旅) 我ら親戚だけでツアーが成り立つのでは?と 思われる程大人数での参加! 長期旅行だった為ツアー客皆家族の様 最高に楽しかった♪想い出の沢山の旅である
な〜んにもない砂漠地帯をひたすら走り抜けるバス旅 そんな中にも印象に残る道はあった 雨など降らないはずなのにそこはまるで川の様 バスはもの凄い水しぶきを、それはまるでボートの様に、あげ 乗客を「キャーキャー♪」言わせた そんな中独り難しい顔をするいとこ 「この座席の下に確かトランクがあるんだよなぁ?」 「水浸しになるぞ!」 「引き上げた方がいい!」 でも、誰もバスを止めなかった。。。 ホテルに着いた時後悔するとも知らずに・・・ 運転手がドアを開けた途端泥水が流れだした びっしゃーーーーーー 皆唖然とした 私の革のトランクは見るに無惨な姿だった 「ここまで水に浸かっていました」と訴えている 泣きそうだった。中には大切な本が入っていたからだ これから留学先で使うであろう大切な本達の運命があんじられた がらがらと重い足取りで部屋へ進む 恐る恐る開けると思ったより被害は少なかった 革が水を吸い込んでくれていたのである むしろ母のプラスチック製のトランクのが被害が大きかった 吸い込むと言うことができないトランクは ただひたすら隙間から泥水を中へ運びこんでいた 白いブラウスは茶色へと変化していた それから各部屋のバスルームでは水の音が続き 翌朝の会話は「洗濯してたら寝る間もなかったわ」だった もちろんホテルのクリーニングサービスも使用可能 その時の代金全て負担した添乗員さんは実に気の毒であった あの優しい気のきく添乗員さんは今何処???
この旅はスピッツの音楽と共に私の中では今でもって続いている
2001年03月27日(火)
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