晴れたり 曇ったり
めぐみ



 今年もついている?

本日より仕事始め。実家からの通勤。
東京で必要な物を積めていたら、もの凄い重い鞄に仕上がった。
それを背負って、最寄りの駅へ向かう。
駅には余裕で着いて、さてあとは電車を待つばかり。
ちらっと、時刻表を見て目を疑った。
ダイヤが変更されているーーー!
私が乗ろうと思っていた列車がないのである。
予定としては最寄りの駅より直接乗り換えなしで行くつもりだった。
以前は37分と明記された上に小さく上野と書いてあった。
今ではその小さな小さな字がどう目をこすっても見えない。
顔に縦線がはいってしまった。ガーン。。。
年始早々遅刻である。
高崎の駅からの乗り継ぎ列車を雑音の中耳をこらして聴いた。
手段は2つ:新幹線に飛び乗るもしくは特急であった。
運悪く3分遅れで最寄りの駅を発車した電車は、
酷にも乗り継ぎの為に私を走らせた。
階段では足が絡まりそうで死ぬかと思った。
が、なんとか遅刻せずに着けるであろう特急に身を落ち着けられた。
降りる駅が近付く、車掌は来ない。
『これは運良ければ、特急料金取られずにゆけるかもしれない』とひそかに思ったが、
そんな訳はないのである。
この列車に乗った時点でついてないのだから。
しっかり車掌さんに出くわす。3号車に乗るべきだった。。。
夏目漱石よ、さようなら〜〜〜。

まぁ、何はともあれ、遅刻せず
「今年もよろしくお願いします」とご挨拶。
社の窓からは美しい富士山が見えた。
あまりの美しい姿に 今までの出来事が嘘の様に感じられ
「今年はついているぞ」などと口走っている私が居た。

2001年01月15日(月)
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