in a sleepless night...
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2006年06月11日(日)
全部燃えた。
一日中、具合は悪かったけど、それでも充実した一日で終わるはずだったのに。 おカンの一言で一瞬にして崩れた。
「箱に入ってた本とか、全部燃やしたから。」
それまで気付かなかったあたしもあたしだけど。 ダンボールにぎっしり入れていた、雑誌、切り抜き、ファイル、その他にもいろいろあっただろう、ラルク関係の本、一切が無かった。
棄てた、じゃなくて、燃やした、だからもう救いようがなかった。
何で勝手に燃やすのよ。 どうして一言聞いてくれないのよ。
嫁のだと思ったから。
仮に嫁のだからって勝手に燃やすの?
片付けたかったから。
片付けるならKが居た部屋の片付ければいいでしょうよ。 燃やすならKの部屋の燃やせばいいでしょうよ。
置いてるなら置いてるって言っておけばいいでしょう。
2階に本棚買って置くからね、って言ってあったでしょうよ。 あたしのゲームソフトと一緒に置いてあるんだから、聞いてくれればいいでしょ。 見て判ってよ! あんたの本も燃やすからね!
いいよ。 燃やしたらいいでしょう。
嫁には、謝ってこない、ってあんた散々言うけど、あんたも嫁と一緒だよ。
おカンの枕元にあった分だけ、漫画の雑誌、料理の本、編み物の本、全部燃やした。
燃やしながら泣いた。
ばっかじゃないの。
ばっかじゃないの。
いい歳して、こんなことして。
あーあ
学生の時だったら、あっと言う間に鬱になったのに。
社会人になったら、簡単に切ることもできないよ。
ばっかじゃないの。
20:30
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