水田

 近所の水田に水が入りました。
 人間がつくった景色のなかで、水田ほど美しいものを私は知らない。
 空を映す水面。風に揺れる新緑。広がるその波紋。
 もうすぐ東北新幹線に乗れるぞーわーい。


 身体中で感じてみたい どれくらい凄いか知りたいんだ 生きてるってことを
 ダッシュ・ボード 銀ラメの夜 猛スピードで気を失ってしまうほど
 想い出も香りも なにもかも薄れろ



 Blankey Jet City…なんで解散しちゃったんだ…(今更)



 毎晩感謝しています。なにに、と問われれば困るけれど。
 自分が生きていること。水田が美しいと思うこと。
 母上が生きていること。おいしいごはん。
 お犬様が生きていること。つめたい鼻先。
 みんなが生きていること。軽口と短いメール。
 その数奇なこと。稀有な必然と偶然。めぐりあわせ。
 映画、音楽、活字、紫煙、ほんの少しのアルコホル。
 そうしてアルコホルや薬の力を借りずに眠るんだ。
2005年05月03日(火)

メイテイノテイ / チドリアシ

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