キヨちゃんの気持ち

 眠れないよりは眠れた方がいい。
 とはいえ寝すぎです。寝過ごしました。
 ま、いっか。
 この「ま、いっか」でさまざまな失敗や自己嫌悪を乗り越えて参りました。
 酔っ払った私は私であって私じゃないのヨ、とか言ってみる。
 寝過ごした私も私であって私じゃないのヨ。


 さて、私は民族学校では若干「反動的」ながらも、割とまじめな学生でした。というか部活ばかりやっていたので、どんな私服を持っていたか思い出せない。年中制服かジャージかパジャマしか着ていなかったように思います。
 民族学校を卒業後、18歳ですぐに元職場に就職しました。
 金のない私が買う服は、必然的に職場でも着れるようなキレイお姉系ばかりでした。
 そして仕事を辞めた今、服屋さんに行っても、どんな服を買えばいいのかわからずにぼんやりしてしまいます。
 どんな服が好みだったかな。どんな服をかわいいと思っていたかな。ぼんやりしてしまいます。
 どんな色を、どんなデザインを選べばいいのか。
 なにが似合う?なにを着ればいい?
 漫画「きせかえユカちゃん」のキヨちゃんの気持ちが痛いほどわかります。

 キレイお姉系アパレルで働いていた妹は、普段はうってかわって古着系。
 色々とアドバイスをしてもらい、今日は古着のジーンズを一着買いました。でもトップスがネ…やっぱりなにを着ればいいのか、なにを選べばいいのか、なにが似合うのか、サッパリわからないンだよね。
 うーん、自分の好みを突き詰めて、なおかつ歳相応の服装というものを研究しなくてはいけないかも知れません。
 メンドクサイ。
2005年03月18日(金)

メイテイノテイ / チドリアシ

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