酔っ払い、逃避する。

 昨夜のメッセ会話を、ほとんど覚えていないといったら…怒りますか?テヘ。
 またバカを曝して一緒に飲みにいきたいひとを失っていなければいいのだけれど。
 いかんな〜ログ残しておこうかしら。
 しかし消えものだからこそ、楽しかったりするンですよね。
 自宅での飲みもほどほどに。



 ひょんなことでジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画『海の上のピアニスト』(1999年米)を思い出し、サウンドトラックを引っ張り出すも、ピアノ対決の曲が入っていないンですね。あの煙草に火が点くやつ。今頃気づいたり。
 映画、観れるかなあ。
 以前なら斯様に暇ができたとたんに、真っ先に目的も決めずに映画館にふらりと立ち寄ったものなのだけれど。映画館の前でのあの不安、足元からブラックホールに飲み込まれていくが如き恐怖を味わうくらいなら、もう少し我慢しようかとも思う。
 時間を、暇をつぶす。その難しさを考える。
 考えなくても時は過ぎゆく。けれど。
 斯様に考え、貴重な余暇を無為に過ごす時間が、私には必要なのだろうか。必要ならば、これが一体いつまで続くのか。不必要ならば、ほかになにをすればいいのか。
 映画という選択肢が消えたいま、立ちすくみ、映画のない生活、これまで観てきた映画が育てなかった自分を思う。無駄だナ。
 けれども思う。考える。
 松島の大迷路ってまだあるのかしら。
 あそこにいる気分。ゴールの方向さえわからない。
 ずるをして下から抜けて逃げ出した。
 職場から映画から逃げ出した。
 気分を落ち着けるという大義名分の元に書くという作業も、逃避なのだと思う。
2005年01月25日(火)

メイテイノテイ / チドリアシ

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