空色の明日
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2018年05月01日(火) バッテリー

充電式の商品がとても流行っている。

電動○○という商品。
電動自転車
電動バイク
電動自動車
などなど。

私はこの充電式のシステムが嫌い。
なぜかというと充電池には寿命があるから。
機械本体が全然元気でも充電池が悪くなる。
そしてその充電池が高い。
結局新品買ったほうが安かったりする。

いつかこの充電池が悪くなるんだなと思いながら
ちょっとひやひやしながら使うのがいや。
なのでプラグを差すタイプの商品をもっぱら買う。

もちろんアウトドアなどでは使えない不自由はあるけど
圧倒的に商品寿命が長い。
そもそもどんどんモノを買い替えることが嫌いなんだな。
というか捨てることが嫌い。


なぜ電動が売れ出したかというと
田舎でガソリンスタンドがどんどんなくなって
エンジン式の商品が不自由になってきたから。
農機などは屋外で使うので今までは2サイクルエンジンが
主流だったのだけどそのための燃料を買いに行くことが
とても困難になってきたのです。
それで家で充電できるものが売れ出したのだけど
何年も使えるわけじゃない。
充電池を変えたら使えるとうたってるけど
買い替えるころにはもっといい商品が出てて
結局買い替えのサイクルが早くなっただけのような。

というシステムが好きじゃない。


そんな私の会社の目下の主流商品は電動はさみ。
だけど、私が自社の商品で一番好きなのは
ドイツの手はさみ。
もちろんアナログ。
部品は全部交換できるようになってる。

そういうドイツ的な考えがやっぱり好き。

捨てないで大切に一生使う。
そういう国だったはずなのに。
だから日本製の商品を日本人がなかなか買わないんだよなぁ。


安藤みかげ