空色の明日
DiaryINDEXpastwill


2017年08月27日(日) 夏休みの終わり

お盆休みに徳島へ阿波踊りを見に行きました。
家から車で混んでなければ2時間半くらいで徳島市へ行けます。
どうせホテルもとれないし日帰りで行きました。

旦那さんの職場の部下が徳島市内出身で
駐車場から見どころから桟敷席のチケットの買い方から
何もかも教えてもらったのでずいぶん用意周到に行くことができた。
そして車もスムーズに。

以前に一度バスツアーでポンと行って桟敷席で見て
またポンっとバスに乗って帰ったことがあったのだけど
今回は駐車場を便利なところに止めたかったので
2時ごろに駐車場へ入れてそこから市内をウロウロ。

もう3時くらいから徐々に町のあちらこちらで踊りが始まってる。
それも神出鬼没に。
ある程度スポットみたいな場所があるのだけど
スケジュールとかに載ってなくてもいきなり踊りが始まる。
そんな調子だから祭りにつきものの警備員なども全然いなくて
見る人のマナーとかやる人たちの手際とかで
問題なくやれてることにまず感動する。

街全体が阿波踊りというのはこういうことなのだなと思う。
そして6時を過ぎると街全体が歩行者天国になって
ますますあちらこちらで踊りが繰り広げられる。
その踊りと踊りの距離の狭さ!
隣り合わせで街中が踊ってる。
ここまでとは正直思わなかったので面食らった。
それも別に踊る場所があらかじめ決まってるわけでもなく
桟敷への移動中に踊ってる感じ。

とにかく今まで私が神戸や大阪で見てきた祭りを
徳島の人たちが見てどう思ってただろうと思うと
恥ずかしくなるくらいスケールもレベルも違いすぎる。
同じ祭り呼ばわりしてごめんなさいといいたい。

桟敷席よりも街で出会う祭りのほうがずっとずっと
迫力があって面白い。

すでに来年も絶対行こうねと言っている。
そして来年はもう桟敷じゃなくてもいいやと。
街のあちこちの踊りを見るほうが圧倒的に面白い。

そんな風にお盆休みが始まり
そして旦那さんはお盆休みもなくカレンダー通りなので
私はそのあと暑さを避けながら一人お墓参りしたり
近所を出歩いてたらあっという間に休みは終わった。


今頃子供さんがいるお家では宿題ラッシュだろう。
私が子供の時は親が自営業だったので
お盆は店が忙しくて、次の週に父が休暇を取って
旅行なんかに行ったものだ。
たいてい8月の最終週末だ。
どこにいってもガラガラで宿なんか貸し切りだった。
そのために宿題はお盆までに仕上げるのがきまりだった。
だから夏休みの終わりに宿題に追われた記憶がない。
いつも夏休みの終わりのシーンとしたプールや海で
弟と二人でチャプチャプ泳いでいた記憶だけがある。

そういうシステムであるということを
自覚していたから予定通りに物事を終わらせないと
という意識が私も弟も生まれたのではないかと思ってた。

しかし甥っ子が全然宿題をしない。
私の夫も夏休みの宿題を提出したことがないらしい。

わからない。その感覚が。
結局、性格なのだろう、こういうことは。
そんな夫も今はきちんと管理職をしている。
やらなければならないとわかればできるものなのかも。


安藤みかげ