空色の明日
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2017年08月10日(木) 大人になってわかったこと

1988年RCサクセションのアルバム「COVERS」が
東芝EMIから発売中止になった。
(後にキティレコードから発売された)

高校生だった私はもちろん、この事情について
歌詞の内容が過激すぎて社会に出すには不都合という理由だと
普通にそう思っていた。

今日の日経新聞のコラムでそのことについて触れられている。
それをよんで、「あぁ、そういうことだったの」と
今更ながらにわかったことがある。

問題は東芝EMIが東芝傘下だったということにあった。
そう、東芝といえば原発事業。

当時の東芝EMIの社長が東芝からの天下りだったらしく
「それは具合が悪い」となったのだとか。


そもそも原発事業をどこの会社がやってるかなんて
東日本大震災が起きるまで全然知らなかった。


大人になってわかる大人の事情。
私も日経新聞を読むくらい大人になったのですよ。
ま、もっぱらコラムとか連載小説がお楽しみですけど。

日経連載小説といえば朝刊の「琥珀の夢」。
サントリー創業者、鳥井信治郎の物語。
地元関西人としては細かいディテールまで想像がつき
知ってる人もたくさん出てきて面白さ満点。
ドラマ化してくれないだろうか。
朝ドラでもいいぐらいだ。
マッサンの次は信治郎はんでいかがでしょうか。


安藤みかげ