空色の明日
DiaryINDEXpastwill


2017年04月08日(土) 結果がついてきた!

乳腺外科に通い始めて7年になる。

始めは40歳の乳がん検診。
石灰化のギュッと集まったのが見つかって
細胞診したがこの時はセーフで
でもこの石灰化のギュッと集まったやつが
いつも増えたりしていて半年ごとに検査に行っていた。

石灰化が全体に散らばってるのは
特に問題ないのだが、このギュッとなってるのは
がんが出来てそいつが細胞から出る前にやっつけられ
それがカルシウムに変化したやつ。
つまりがんの死骸みたいなもの。

がんの未遂みたいなやつ。
戦うやつがかなわないくらいになったら
悪性腫瘍として育ち始めてしまう、テロリスト容疑者。

が、ついにテロリストたちが撤退し始めました!!
そうです、ついに増殖が止まって減り始めたのです!

そうですよ、がんが消える!ってやつですよ、これが。
よく本なんかに書いてあるやつですよ。

ほんとに食事だけで消え始めましたよ。

2年くらいかかるというのは本当だった。
食事対策を初めて1年半。
半年前には
「減ったところもあるけど増えたところもあるから
また半年後に来てください」
とお医者さんに言われたのですが
今日ついに
「もう1年に1回でいいですよ」と言ってもらえました。
思わず「やった!!」って言ったら先生笑ってました。

減塩、減糖、良質な油、良質なたんぱく質、そしてたっぷりのビタミン。
この5つで私の体は生まれ変わりました!
そしてそれを我が家のニュートラルな生活になったら
家族もみんな元気になりました。
今年は1度も病気をしなかったし
健康診断結果もよくなったし。

私が参考にしたのは
和田洋巳医師著「がんに絶対勝ちたい!和田式食事法」という本です。
参考といっても不真面目な私なので
心の負担にならない程度に実践しただけですが
それでもちゃんと結果は出たということです。
甲状腺の手術ももうちょっと伸ばしてたら
もしかして治ってたかな?
いやー、でもあの痛手がなかったら
こんなに真剣に自分の体に向き合ってなかったな。

どちらにしても、がんが治る治らないだけでなく
やっぱり今の日本の食事情は
決して日本人の体に合っているものではないので
多かれ少なかれ病気をつくる食事をしてしまっていたし
今よく言われている昭和40年代くらいの食事が
一番よいというのが今になってわかる。
今はまさにそういう食事をしているから。
そして私も40年代生まれだから。
でもその食事を作っていた母でさえ
時代の流れに合わせて食事のスタイルを
変えていってしまったのでやっぱり病気になった。

舌の欲望でなく内臓や血液の欲望に耳を傾ければ
おのずと体に負担のない食事をすることになるのだが
それをとっぱらって舌の欲望ばかりをあおる今の日本の
食生活はやっぱり間違っていると思う。

今日も土井善晴先生の一汁一菜でいいを読んで
きちんとお味噌汁を作った。具沢山で。
それと焼き魚とほうれん草のお浸し。
結局それでも一汁二菜にしてしまった。
でも食べ終わった後、体が楽。
おかずを3つも4つも作ってた日々はなんだったのか。

おかずが増えれば塩分が増える。
塩分が増えれば炭水化物も取りたくなって糖質が増える。

時間もお金も健康も浪費していたなと思う。


安藤みかげ