空色の明日
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2016年10月23日(日) 地震

鳥取で大きな地震。

大阪でも結構長い時間揺れました。
半年にこんなに大きな地震が何度も。
活動期と言わざるを得ません。
確かに鳥取はこのところ地震が頻発していたし
(会社の同僚の田舎が鳥取なのでよく聞いていたので)
間違いなく南海トラフが相当動いてきてるのがわかります。
鳥取の地震もその引っ張りが影響してるとのこと。
いずれそれがはじける日も遠くないと実感します。

たまたまその翌日、住宅の工場見学に参加することがあって
「今の住宅に不安がある人はとりあえず2階で寝てください」
とメーカーの人が話してたので
1階危険説はやっぱり間違いないようです。
出来る限り家の中の最上階で寝てください。
昼なら揺れたらとにかく外に出てください。
(もちろん外の広い場所へ出る前提です。
建物のそばだとがれきが落ちてきたり
電柱が倒れてきたり、家が横滑りして崩れてくるので。)


備蓄とかそういうのはそこで生き残れた後のことなので
とりあえず地震に対する教訓はまずその2つ。



見学のおまけで地震体感コーナーがあり
いやだなと思いつつ入ったらやっぱり涙が出るくらい怖った。
終わってからもしばらく立っていられなかった。
熊本の地震を再現した動きを体感したのだけど
神戸の自分が体感したのととてもよく似て縦揺れが強かった。
震源地から近いとこうなんだろうなと思う。
ほかの施設で神戸のやつを再現したやつは
横揺れで全然自分が体験したものと違ったから
たぶん神戸の東のほうとか震源からは離れた場所を
再現してたのでは?と思う。
震源から離れるほどに横揺れになると思う。波のように。
いつもイメージするのはマイクロカメラで撮影した
牛乳が1滴落ちた時の王冠のような液体の形状の瞬間映像。
落ちた衝撃の周りの水面は縦に跳ね返り、そこから放射状に横の波にと
広がっていく様子。




術後から違和感とか薬に慣れない感覚の違いで
ちょっと鈍っていたけど、このごろまた勘が冴え始めた。
事件の真相とかこういう地震とかが
なんとなくわかってしまうようなやつ。
直接的ではないけどいつもの生活の中に
ちょっと違う風景にハッとして
「あぁ、近々なんかあるな」
とわかるみたいな。
人間って動物だなと思う瞬間。
理論で説明できない指示が脳から下る瞬間。




お肌のこと。
毎年夏になるとたいして太陽を浴びてもいないのに
ほほのシミが増えて気になる。
それが今年は例年よりもずっと薄くなってる。
化粧品は別段変わってもいないし
おそらく毎日のスムージーやにんじんジュースのおかげ。
内臓は見えないけど見えるところでこの変化なのだから
炎症をおこしていた細胞もよくなるはずだ。
医食同源。
食べ物が体の良い部分も悪い部分も作る。
悪いものを食べればやっぱり悪くなる。
特に体が弱っていれば。
そして弱った体になるのは良いものを食べないから。

食べて出来たとわかれば食べないことで治せる。
食べないで弱ったとわかれば食べて丈夫にできる。
たぶん食べて出来たなと思う部分はこれで治せるとわかった。
医療はお医者さんにしかできないから
私は自分でできることでちゃんと治そう。
今の目標は乳腺の石灰化を減少させること。



天海祐希の給食ドラマ、2週目。
学校給食と企業の給食(社員食堂)は規定が違えど
衛生管理においてはかなり似ているらしい。
予算も決まってるし、設備も勝手に変えられないし
そこが飲食店と給食の違い。
だんなさんと面白く見ている。

うちのだんなさんが毎朝5時に家を出て仕事に向かうのは
天海ちゃん演じるシェフとたぶん同じ理由だ。
残業がつかない管理職でないと
「やりたいから時間をかける」ということができないので
結局自分がやっている。
学校ではもっと不可能に近いだろう。自由が利かないので。
美味しいものを決まった時間で作るのは無理がある。
「仕方がない」とわりきって出せるものをだすか
「できる限りはやりきろう」とするか
それはもう個人のサービス精神とプライドしかない。
いくら評価に関係なくてもやるかどうかの違いだ。

何が正しいとは言い切れない。
とにかく予算が低いのだし人件費もかけられないのだから。

だからもしおいしい給食に出会えた人は
その中に秘められた作り手の目一杯のサービス精神を
味わっているということなのです。きっと。



安藤みかげ