紫
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「無事に着いたよ」
友からメールが届いたのはもう夜も遅い時間でした。
そっか。
帰ったか。
昨日の朝まで、友がいた場所は整然としていて、なんとなくガランとして。
いろいろと思うところはあるけれど、それは友の人生。
私はただ、ただ、それを見守るのみ、です。
話は少し変わりますが、ときどき「迷惑をかけそうだから、そのイベントには参加をしない」という断りを受けることがあります。
私は、それを聞くたびに、一抹の寂しさを覚えます。
「迷惑かけて当たり前でしょ。友だちなんだから」
そんな言葉を、ごくりと飲み込んでしまいます。
私の友達への「定義」が人とは違っているのはわかっています。
でも……。
友の人生は友の人生。
でも、私にはその人生を百歩譲って見守る権利はあると思っています。
友が困ったとき。
道に迷ったとき。
いつでも、「光」を照らしてあげられる人になりたいです。
おやすみ。
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