紫
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安曇野に住む友と、初めて会ったのは21歳のとき。
富良野の宿で、「ヘルパー」をしていました。
その友は、オフロードのバイクで富良野まで来ていて、ときどき、仕事の合間にふらりと出かけていました。
ある日。
帰ってくるのが、ずいぶんと遅いなぁ、と思っていたら、足をひょこひょこと引きずりながら、部屋に帰ってきました。
なんと、宿に入る前の舗装されていない道路で転んだとか。
じん帯が切れていて、そのまま1週間ほど入院。
退院後は、松葉杖をつきながら、ヘルパー業に専念していました。
そのときの事故がきっかけとなって、ブレーキのかけ具合や、急ブレーキのかけ方などを、練習しはじめたそうです。
彼女が、怪我をしているとき、もし、私にバイクの免許があったら、私がバイクに乗って帰ってあげられたのに…と、免許がない自分をとても悔やみました。
おそらく、それが、私が「二輪の免許がほしい」と思ったきっかけでしょう。
その年の秋。
無事、中型限定の免許を取得しました。
きょうは、そのときの友といっしょにお昼ご飯。
「林道で、自分の通ったあとの砂埃をバックミラーごしに見ると興奮する」
という彼女。
だから、人といっしょにツーリングに行くのは苦手だそうです。
誰かのあとを走ると、砂埃の中を走ることになるから。
久々に会ったけれど、21歳のころの彼女は健在のようです。
おやすみ。
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