紫
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「ガンッ」
なーんか道路の向こう側から大きな音がしたなぁ……とのんきにかまえていたら……。
えぇっ!
なんと、路駐していた私の車のうしろに、2トントラックがぴったりとくっついていました。
あらららら……。
「すみません。サイドがあまかった…」
どうやら私の車の後ろに路駐して、車内で作業をしていたところ、サイドブレーキをきっちりをひいていなかったため、車が知らず知らずのうちに前進。
いきなり、ガンっといった様子。
ドライバーは、白髪頭の人のよさげなおじさん。
私の車は、バンパーがほんの少しはげた程度。
きっと私一人だったら、「いいですよ」と、甘いことを言って、あとで悔やんでいたところでしょう。
「きちんと、警察を呼んだほうがいい」
そうだ。警察。
友の助言に従って警察を呼ぼうと思ったけれど、なにやら新鮮な魚をこれからどこかまで配達しなければいけないとか。
う〜ん、魚が死んで、取引停止になるのもかわいそう。
もしや、点数とかも引かれる?
もう、おじいさんだし、どうしよう。
う〜ん。
「示談ということで…」
おじさんが、財布の中からお札を何枚か出してきました。
修理にいくらかかるのか、まったくわかりません。
わからないけれど、なんとなくそのおじさんの人柄を信用して、「示談」を受けました。
「これ以上、かかるようだったら、連絡して。逃げも隠れもしいひんよ」
最初は、ちょっと困った表情だったおじさんも、最後は笑顔になっていました。
私もついつい笑顔がこぼれます。
思えば、生まれてこのかた、車にぶつけられたことが過去に3回。
1回は、歩いていて。
2回目は、レンタカーで。
3回目は、今日。
すべて円満に片付いているのは、きっと運がいいのでしょう。
おじさんから預かった修理代で、その日は、銀行に行かずにすみました。
安全運転をしていても、「事故」は周囲からやってきます。
そのときに、きちんと対応できるように、最低限の車の知識くらいは持っておかねば、と思いました。
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