紫
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どこの地を訪れても、必ずその土地の「昔話」があります。
どの話も似通ったものが多いけれど、読み出すとなぜか最後まで読んでしまいます。
教訓のような話だったり、神秘的な話だったり、ただただ怖いだけの話だったり。
とくに東北地方には「昔話」が多いような気がします。
だからこそ「遠野物語」ができあがったのでしょう。
盛岡で生まれ育った友は、「東北は、子どもを怖がらせる話が多い」と言いました。
怖がらせて「こういうことはしちゃいけない」と教えられたそうです。
冬は大雪に閉ざされ、夏も目の前にせまる森や山に隣村との行き来も必死だった時代。
身近すぎる大自然が見せる不思議な現象から子らを守るため、そして退屈させないための物語として語り継がれたのでしょうか。
それとも、ホントの話?
神になった「白い馬」と「めんこい娘さん」が、人形として大事に大事にまつられている姿を見て、ホントにあった話だったと信じている私。
「まだまだ不思議な話はたくさんあるよ」
新緑で青々とした山々が、そう語りかけているように見えたのも、私のなかではホントの話、です。
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