不動産担保ローン チラシデザイン コンのみ日記
コンのみ日記
紫 |MAIL

My追加
目次過去の日記未来の日記


2002年10月04日(金) レンタサイクルで島一周

レンタサイクルを借りて、島を回りました。
島のシンボルのタッチュー以外は、ほぼ平坦な道が続いています。
海岸沿いに続く道を自転車で走ります。
港の近所の堤防で、買ってきたお弁当を食べて、オリオンビールを飲んで、のらりくらりと、海を眺めて写真を撮って。
ぜいたくな時間です。

千人洞という大戦中に防空壕になった洞窟や、真っ黒な伊江牛。そして、島の反対側にあるワジー展望台から見た景色。
「キレイ」が口癖になったかのように、ついつい口から出てきます。

当たり前なのかもしれないけれど、礼文で見た海とも小樽の海ともまったく違う海が広がります。南の国の海はどこか親しげで「いっしょに遊ぼうよ」と言っているようでした。
海岸で、靴を脱いで海に入りました。
満ちていた潮がざばーんと足にまとわりついたとき、ふと、熱川(あたがわ)の海を思い出しました。
自転車に乗っていると、どんなに遠くても暑くても寒くてもできる限り自転車でいろんなところに行っていたことを思い出しました。
初めて訪れた場所なのに、なんとなく懐かしい気分がするのは、こうして自分のなかの思い出を知らず知らずに呼び起こしてしまうからなのでしょうか。

そんなことを考えながら、宿に戻ろうとすると、後輩が、
「ここに入っていいですか」
と言いました。「反戦資料館」です。
その後輩の意外な一面に驚きながらも、入館。
そこには、また違う驚きが待っていました。

伊江島には、米軍基地があります。
戦前から戦時中、戦後の歴史と現在の様子が、写真と文章と、そしてたくさんの手榴弾や爆弾、米軍の着ていた服や靴などといっしょに展示されていました。
この明るく温厚な人たちの歴史と、今も続く闘争がそこにありました。

初めて沖縄に行ったとき、その基地の多さに驚きました。
それから少しずつ少しずつ沖縄の基地や戦争について、調べるようになったけれど、この島の小さな小さな資料館には、今まででいちばん大きな衝撃を与えられました。
そしてまた初めて沖縄を訪れたときのように「もっと知りたい」という気持ちが芽生えました。

そんな気持ちを胸に宿に戻って、またまた「ゆんたく」。
でも今日は静かでした。
宿主さんの「ギターを弾いてよ」の一言に、「感謝」でいっぱいの気持ちでまたギターを弾いて歌いました。
こんな私のギターを聴いてくれてありがとう。

明日は、伊江島を出ます。


目次過去の日記未来の日記


紫 |MAIL

My追加