紫
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| 2001年07月26日(木) |
今日、無理だったけど、今度は必ず |
私の育った街に行ってきました。
わざわざ行ったのではなくて、仕事で行きました。
その後、中学校からの親友がちょうど出産したばかりだったので、病院まで会いに行きました。赤ちゃんはお留守でしたが、友だちは元気そうで安心。
おめでとう。
病院を出て、のんびりと歩きました。
駅から高校一年生のあの冬まで住んでいた家まで行きました。
もしかしたら、ここを「歩く」のは、あの高校一年生のあの日以来かもしれない。車で通ったことはあっても、歩くことは怖くてできませんでした。
幼なじみの家の前や、よく行っていた美容室、ちょっとお気に入りだった新聞屋の男の子の家、よく行ったラーメン屋さん。そしてとてもとてもかわいがってくれたパン屋さんの前をじっくりゆっくり通りました。
すべてがそのまんま、残っていました。
二車線のアスファルトにも電柱にも歩道にも、一つ一つに思い出が残っていて、「ああ、ここに住んでいたんだな」と思いました。
センチメンタルになる間もなく、その街からいなくなった私。
だから、今日、その時の分もいっしょにセンチメンタルになりました。
私の心の中の見えないところでひっかかっていたものが、一つ、取れたような気がします。
今日は無理だったけど、今度、パン屋さんをたずねよう。
「おばさ〜ん!」
と以前のように声をかけよう、そう思いました。
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