株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2008年12月28日(日)


富士に恥じない商売やろうぜ!




葉山森戸海岸から望む夕暮れの裏富士。
美しいオーラに包まれている。

JR逗子駅前は本当に終わった商店街で、まともな
店がなく、不自由していたのが、先日ようやく
マトモな店と出会い、聞けば今年の秋オープン
したばかり。せいぜい贔屓にしようと思って
おり、今度大切な友人たちと年末の食事会を
そこでしようと予約していた。

外出から戻ると留守電があって、予約の件という。
コールバックしたらしどろもどろの日本語で、
そう、ちょうど、日本語を覚えたての外国人が
一所懸命に話すのをアシストしてあげながら聞く
みたいにして内容をつかんだのだが、要するに
ボヤ騒ぎを起こしてしまい、店再開のメドが立たない
からせっかく予約してもらっているけどゴメン、
ということなのだ。

「大変ですね、がんばってください。再開
したらこの番号に連絡くださいね」

と励まして切ったのだがぼくのこころは暗澹
とした。店のボヤに対してではない。予約キャンセル
に対してでもない。

電話口の店スタッフの日本語の危うさに対して、だ。
サービス業はまず、マナーだとか接客技術だとかの
前に、日本語力を身につけさせるべきである。

しかし、このように、雇用からますます逃走している
日本企業だから、こうはいかないだろう。

新メニュー販促でニセ行列を作る、
そのためにアルバイトを雇うくらいな
のがオチでは、日本経済はほんと、もう、崩壊
しちゃってるよね。

銀行のやってることも、「エンタの神様」で、
芸人たちが

「それ、地上げだろ!」
「って、やくざじゃん!」

と突っ込み入れるようなことだし。

ビジネス1.0の崩壊、ここに極まれり。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW